【6か月~1歳】
この時期だけの赤ちゃんの動き・表情をしっかり残そう!

赤ちゃんが生まれてそろそろ半年。
あっという間だったような大変な時期を乗り越え、つかまり立ちや初めての言葉など 新たな楽しみが待っているのがこの頃ですね!
授乳とねんねがほとんどであまり出番を感じられなかったパパもここからは楽しみがたくさんですよ。

前回の「【新生児~6か月未満】毎日を記念日に!素敵な赤ちゃん写真を撮るコツ」に引き続きまして、若干動きも出て来た生後半年〜1歳までの赤ちゃんにオススメの撮影シーンと撮り方のコツをご紹介したいと思います。

バースデーイベントを撮ろう
こどもの誕生日会

1歳の誕生日だけでなくハーフバースデーもママさん達の中では主流のイベントになりつつある様ですね。
ハーフバースデーとは、慌ただしい0歳の育児を半年間頑張った自分たちへの労いと、我が子の成長を振り返る記念として生後6ヶ月のお祝いをしたり、成長を記録したりするものです。

毎日慌ただしく撮影準備なんて余裕がない!なんて方も、バンボなどの赤ちゃんイスに座らせてあげて撮影するだけでも記念になります。
スマホアプリでスタンプや文字を入れて加工してしまえば、部屋の飾り付けなしでも大丈夫!!
1歳のバースデーの際に、ハーフバースーデーフォトと同じ構図で撮影をして成長を比較するのも楽しいですよ!

その日のために素敵なお洋服を着せるも良いですし、ハイハイし始めるとロンパースなどは着る機会が少なくなってくるので、ハーフバースデーを可愛いロンパース姿で撮るのも良いですよ。
オムツ姿やうつ伏せ姿など、その月例で見せている成長の特徴を撮るのもオススメです!

食事タイムで撮る成長

生後6ヶ月頃から離乳食をスタートする方が1番多い様ですね。
初めて口にするものへのリアクションは、時として大人の予想を超え、一家に大笑いを巻き起こしてくれることも。
味や食感に戸惑う顔、びっくりした顔など、パパママで撮影と食事を協力しながら撮影してみてください。

離乳食を食べる赤ちゃん
人見知り、力いっぱいの泣き姿を写真に残す
動物の顔写真を撮る際にピントを合わせる位置

大きな口を開けて泣き叫ぶのも、成長とともに少しずつ減ってきます。
奇声をあげ始めたり人見知りしたりと苦労は多い時期ですが、今しか見られない表情だと思えば愛おしいものです。

ちょうど、歯が生えてくるこの頃。親戚のおばさんに近寄られて大きな口を開けて大泣きする姿なども、成長を振り返るのにはオススメの写真です。
まだ1本も歯が生えてない場合は「歯がない赤ちゃんらしい口を撮る最後のチャンス!」だと思って、大泣きしている姿も残してみましょう。

おすわり、ずり這い、はいはい、つかまり立ち。室内での動きが増えてくる時期

光量の少ない室内でだんだんと動き回る様になってきた赤ちゃんを撮影していると、どうしても被写体ブレを起こしやすくなってきます。
ここでの注意点は、フラッシュや連写よりも、動きが緩むタイミングで撮影をする事。

ハイハイやつかまり立ちも、見ていると途中なんども動きが止まったりキョロキョロとしたりするので、動きが止まる一瞬を狙ってシャッターを切る様にすると失敗が少なくなります。
呼ぶと振り返ることが出来る様であれば、遊ばせながらいいタイミングで後ろから声をかけてあげたりすると、カメラ目線でピタッと止まった可愛い振り返りショットも撮れますよ!

手押し車でたっちをする男の子
つたい歩き、よちよちあんよ。お外での撮影もチャレンジ!
公園で歩く練習をする赤ちゃん

生まれる季節にもよりますが、1歳前くらいになってくるとお出かけにも慣れ、外出する機会も増えます。
また、お靴デビューしてパパママに支えられながらちょっと歩いて見たり、早い子だと少しだけ1人歩きができる様になったりと、赤ちゃん自身もお出かけに興味が出てくる頃です。
よちよち歩きが少しできる様になった子は是非、両手をあげて歩いている姿を撮影してみてください。
歩き慣れてくると手をおろして歩ける様になってしまうので、万歳歩きは短期間しか見られません。

最初に使った靴はすぐに小さくなり履けなくなってしまうし、ボロボロになってしまいがちです。
でも、そのボロボロの靴も一生懸命歩く練習をした勲章の様なもの。頑張って歩いた日は靴も記念に撮っておくと思い出に残ります。

外での撮影で起こりがちな失敗は、太陽の光が強すぎて逆光になってしまうこと。特にお子様の顔は小さいので、明るさを顔に合わせることが非常に難しいです。
太陽を見てこっちが逆光の向きだ!とすぐに考えるのって難しいですよね。
そこで、簡単に光の向きを確認できるとっておきの方法をお教えします!

光の当たり方を拳で確認する方法

手をグーにして拳を作り手の甲側を見ます。
撮影しようとしている方向に向けて見たり、拳を見ながらその場を回って見たりしてみてください。拳に影が出たり明るく光が当たったりして、撮影の向きを決める手助けになります。
また、グーにすることで影の入る位置や強さなども確認し易くなります。

実はこれ、プロのカメラマンも使っているテクニックなんです!!
手の甲に強い影が入らず、尚且つ明るく見える位置があれば、その拳の方向に対しカメラを向けて撮影するのがベストです。

ベストな撮影の向きが分かったら、顔が明るく撮れる立ち位置でカメラを構え、その場所から「おいで!」と声を掛け歩く位置を誘導したり、お子様をそちらの角度から狙い続けてシャッターチャンスを待ったりすることもできます。

お散歩に連れて行っても、赤ちゃんから目も手もなかなか離せず、撮影はスマホでちょっと撮るくらいの日もあるかと思います。
子供の目線の高さで撮影することは、表情をしっかり写せるので大切なポイントなのですが、余裕がなくなると子供目線の撮影を忘れがち。 荷物やベビーカーのせいでかがんでなんていられない!なんて事もありますよね。
そんな時は、スマホのカメラアプリを起動したら、そのままスマホを持った手をぶらんと自然におろしてみてください。
スマホが逆さまになる状態で構え、ちょっと画面を覗き込みながら親指でシャッターボタンを押すと、しゃがまないでも撮影の位置を赤ちゃん目線に近づける事ができます。

1年に1回は家族写真!のススメ

子育ての1年は本当にあっという間です。撮影データを振り返ると、子供の写真でいっぱいになっていることかと思います。
そんな中でも、「生まれた時の次の家族写真は七五三までなかった!」なんてご家族も。
スタジオで素敵な衣装でお子様の撮影をされる方も多いですが、かしこまった写真でなくても構いませんので、年に一度は決まったタイミングで家族写真を撮る様に決めておくといいでしょう。

親の思い出になることはもちろんですが、それ以上に、お子様が成長し、成長したお子様が振り返った際に家族の愛情をしっかり感じ取ることができるツールになってくれます。

ハワイの仲良し家族

2回に分け、産まれてから一番たくさんの成長が見られる1年間の撮影についてお話しさせていただきました。
半年からは動きも活発になることからケガが多くなる時期でもあります。撮影には周りの環境に十分注意を払ってくださいね。
1歳までの1年は出来るようになった「初めて記念日」が沢山あります。ですが、それと同時に新しいことが出来ることで見せなくなっていく仕草、表情も沢山あります。
初めての日と違って最後の日はいつの間にかですので、毎日見ている日常的な仕草や表情も撮り逃がさないよう、たくさん撮ってあげましょう!


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